
当店は動物看護士ライセンス取得者(元動物看護士)なので、歯石予防・歯石取りもトリミングと共に値段をお安く提供できます。
そして動物病院と同じく、ワンちゃんに無理のない
安心安全な超音波の機械による歯石取りを導入しております。
すでにグラついている歯の歯石も超音波で取ることができます。
(スケラーで削り取る方法では、エナメル質を傷つけて、歯石の付着しやすい歯にしてしまいます。)
超音波歯石取りは続けて行くことで歯石が付きにくくなる傾向があります。
一昔前は、老犬の歯はボロボロであるのが当たり前でしたが(特に小型犬)、近年では犬も歯磨きや歯石取りをまめに行うことで歯の寿命を長く保てるようになりました。
放っておくと歯周病になり、痛みを伴うばかりか気づいた時には、歯が抜け落ちてしまいます。『最近食欲がなく元気がない…』という原因が歯周病であることも少なくありません。
犬は毎日歯磨きをしないので100%防ぐことは難しいですが、何でも食べられる喜びを、少しでも長くしてあげたいものです。
歯磨き&口臭、超音波歯石除去(無麻酔)
超音波無麻酔歯石取りの器機は人のものと同じものです。ご存知のように器機の先端からは少量の水が出てくる仕組みになっております。お口の中を洗浄&歯石の洗浄に必要なものです。もちろんただの水なので飲み込んでも害はありません。ですが口周り、あご下の飾り毛が、汚れるため、その犬種のシャンプーコースをセットにすることをお勧めいたします。
料金(税抜き価格)お支払いは現金のみとなります。
小型口腔 初回8800円~
prevent 3カ月以内 5800円
中型口腔 初回 10800円~
prevent3カ月以内 7800円~
prevent=プリヴェント予防
歯の様子を診させていただきたく、3か月の期限をつけております。
年に最低3~4回は歯の様子を診せていただきたい、
そして 飼い主様もうっかり忘れて1年も放置・・・と ならないためにこのような料金となっております。
無麻酔のためワンちゃんによっては、機材を咬んでしまったりして 施術ができない場合もあります。その場合、歯石除去の料金は発生しませんが、お時間を取ってしまっているため、診察料&歯みがき料金として1800円(税抜き)と、なります。トリミングやシャンプーのご予約も一緒の方は歯みがき料金だけが加算されます。
歯磨き ・小型口腔¥800
・中型口腔¥1000
通常動物病院で、5万円前後の歯石取りが、当店ではお安く、愛犬に負担も少なく施術できます。
歯石について


まだまだ 歯石というものが何か。。。
歯石がたまるとどうなってしまうのか・・・
ワンちゃんのデンタルケアの必要性が、初めて犬を飼った飼い主さんには浸透していないようなので、歯石の説明をしたいと思います。
~~歯石とは~~
歯石は歯に付いた食べカスに、唾液中のリン酸カルシウムなどが作用し、石のように固まって、歯にこびりついたものです。成犬の唾液の成分では、3日~5日で歯石化が始まります。歯石を放っておくと、歯周病(歯槽膿漏 歯肉炎 歯根膿瘍など)になり、歯が抜け落ちてしまいます。
~~デンタルケア&歯石取りの必要性~~~
まめな歯磨きで、歯石の付く速さを遅らせることはできますが、人間と同じで年齢とともに、歯肉は衰えてきますので、デンタルケアをしていても、歯周病になってしまうワンちゃんがほとんどです。
ただ、デンタルケアをしているワンちゃんと、していないワンちゃんは歯の寿命が確実にちがってきます。
歯磨きや歯石取りは1度したからもう大丈夫というものではなく、何度も何度も定期的に行って、歯周病になることを防ぐ・または進行を遅らせるために歯磨きや歯石取りをするのです。そこは人間の歯と同じと考えていいでしょう。
*動物病院での全身麻酔による歯石取りは、ワンちゃんが眠っている間に取るので、内側まで施術することができますが、全身麻酔でのリスクが伴うことと、値段が高い(5~10万円前後)という理由で歯石を貯めてから取る方が多いようです。
ですが、歯石は貯めてから取るのではなく、(貯めてからでは歯周病になるリスクが高まるばかりです)少しでも付着していたら、まめに取るよう心がけることが、歯の寿命を延ばすことへとつながります。
これは1度もデンタルケアをしてこなかった6歳のプードルの歯です。

ここまで歯周病が進行している場合、歯石を取り除いても、歯周病が治ることはありません。
歯茎が弱くなり いずれは歯が抜け落ちてしまいます。
ですが、歯石を取ることで、進行を遅らせることができます。
そしてこちらは11歳のトイプードル。2歳から当店でデンタルケアをし、現在は月1回歯石除去をしています。
注目すべきはこの11歳のプードルの歯茎。
歯周病がまったくなく、きれいです。
歯は老化とともに少し黄ばんできていて、もちろん歯石も付きます。
ですが、このまま行けばこの子は15歳になってもこの歯を保っていると思われます。

デンタルケアをしているからといって、一生きれいな歯でいられるとは限りませんが、
固いものを噛む喜びを、少しでも長くしてあげたいものですね。