基礎ケアは「シャンプーコース」にも「シャンプーカットコース」にもセットで付いているものです。
・爪切り
爪切りはとても重要で、気付かないうちに伸びて 歩行障害が出ます。
爪が伸びすぎて歩きにくくなった足をカバーするために、おかしな所に体重をかけて、腰を悪くしたり、O脚になったりします。
小型犬や 室内犬は爪が削れにくいため、要注意です。
↑伸びた爪が肉球に刺さり、めり込んでしまったワンコの足裏の写真。
・耳掃除
忘れがちな耳掃除も放っておくと大変なことに!
特にたれ耳の犬は外耳炎になりやすく1度なると 治りにくいのが特徴です。
耳の中の毛をカンシで少しづつ抜いて通気性をよくします。
・ひげカット(希望により)
チワワやダックスなどは、切るとサッパリしますが、中には「生え途中がかっこ悪い・・・」とひげカットをしない方も増えてきています。
その時のご希望に沿うよういたします。
・足裏カット
足裏のパット(肉球)に被っている毛をカットします。
パットはフローリングなどで滑り止めの役目をしています。
愛犬が滑って怪我をしないように飼い主様が気にかけてあげてください。
・足回りカット
指と指の間からモッサリと出ている毛を 見栄えが良いようにカットします。
・お腹バリカン
お腹にバリカンを入れて陰部やおちんちんの周りなど 汚れがつきやすいところをカットします。
夏はお腹で体を冷やし、体温調節するためサッパリきれいに毛を刈ります。
・肛門周りカット
その名の通り ウンチがつかないように肛門の周りの毛をカットします。
・肛門腺絞り
犬には匂い袋が肛門の8時と4時の場所に2か所あり、うんちと一緒に少しずつ排出されますが、人の手で改良されてきた犬種は、それが上手にできなくなってしまいました。
放っておくと肛門濃艶などの炎症や中には破裂してしまう場合も少なくありません。
たまりやすいワンコもいれば 自分でうまく出しているワンコもいます。
ですが病気になってからでは遅く、突然なる病気で決してめずらしい病気ではありません。
最低でも年に数回は絞ってあげましょう。
以上の基礎ケア項目がシャンプーコースに付いております。
シャンプーナシでの基礎ケアは各500円~1000円です。
肛門腺絞りはシャンプーナシでの施術は受けておりません。